桜の都backindexnextインクライン
−水上輸送都市の夢の跡−

インクライン →クリックすると大きな写真に
今は使われることない線路は
桜のトンネルを抜けていく(00.4.13)

台車と船 →クリックすると大きな写真に
船は台車に乗せられて坂道を登っていった(00.4.13)

水力発電所跡 →クリックすると大きな写真に
疎水の水を利用した、日本初の水力発電所の跡 (00.4.13)
 京都と琵琶湖を結ぶ水路「琵琶湖疎水」は、水道用水の確保と、船での交通の充実を図るために明治時代に建設された。
 インクラインは、船が上がれない急な坂を貨車を使って引っ張り上げるための線路の跡である。
 今は使われなくなった線路と記念に残された台車と船が、明治時代に京都を水上輸送都市にしようとした技術者達の夢の名残を、ひっそりと伝えている。

 琵琶湖疎水の水は発電にも利用され、インクラインの近くには日本で最初の水力発電所が建設された。特徴的な赤レンガ造りの建物は今も残されている。
 京都を水上輸送都市にするという壮大な計画は、以後に発展した電車や自動車の普及で夢のままに終わることになる。それでも琵琶湖疎水は、今なお京都の人々に豊かな水の恵みをもたらし続けている。

 明治の技術者達が、今の車社会を目にしたら何を思うだろうか。変わりゆく町の風景の中で、桜並木だけは変わることのない命の営みを咲かせている。


インクライン 地図
オススメ度
交通 地下鉄東西線蹴上駅下車すぐ
拝観時間  
電話  

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