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Koprivshtitsa , Bulgaria (2001/7)
 コプリフシティツァの町が束の間の賑いを見せるのが、放牧に出していた牛や馬が帰ってくる日暮れ間際の時間だった。乳の張った雌牛や、子供を背中に乗せた馬が、男達に引き連れられて石畳の道を帰ってくる。「カランコロン」というカウベルのくすんだ音色が町にこだまし、それぞれの家の門が大きく開け放たれる。編み物をしていた老婆も立ち上がって、家畜を小屋の中に追い立てる。
 この町には時間を経ても変わらない確固たる生活があった。人々は朝起きて牛を牧草地に送り出し、夕方になると家に連れ戻ってくる。そういう生活を何十年続けているのだという静かな重みのようなものを感じることができる町だった。