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作者プロフィール |
三井昌志 (みつい まさし)
旅写真家。
1974年、京都市生まれ。東京都在住。
神戸大学工学部卒業後、機械メーカーに就職しエンジニアとして2年間働いた後退社。2000年12月から10ヶ月に渡ってユーラシア大陸一周の旅に出る。以降、旅写真家としてアジアを中心に旅を続け、アジアの人々の飾らない日常を撮り続けている。訪問国は37ヶ国。 |
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お仕事について |
写真データーの貸し出し、写真展・講演会の開催、撮影・執筆の依頼、出版など、お仕事に関するお問い合わせは、「お仕事について」をご覧ください。 |
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メディア掲載/
写真提供先など |
NHK教育「美の贈りもの」出演(2009年10月30日) ・ フジテレビ系「忘文」出演(2009年8月9日) ・ 「言語」連載(2009年1月号〜12月号) ・ 「悠+」連載(2009年4月号〜) ・ 「きたせん」18号 ・ 「新世」(2009年8月号) ・ 「小学三年生」(2009年2月号) ・ 外務省発行「ODA白書2007年版」 ・ 赤旗新聞日曜版・グラビアページ担当(2006年12月〜2007年12月) ・ 携帯サイト・Photo&Foto ・ ベトナムスケッチ ・ EX大衆 ・ オレブ ・ 月刊オルタ ・ COSMOS English Course(英語学習教材) ・ 高等学校卒業程度認定試験(問題集) ・ JICA「クロスロード」2004年4月号・5月号・10月、2005年7月、2006年8月号(巻頭グラビア担当) ・ F・Club69号 ・ 日本テレビ「汐留スタイル」2004年8月12日 ・ 教育新聞2004年7月29日 ・ 毎日新聞「ひと」2004年6月30日朝刊 ・ アサヒカメラ2004年7月号 ・ フォトステージ2004年7〜8月号 ・ キャリナビ「この人がカッコイイ」(インタビュー) ・ 首都圏コープ「Kinari」 ・ 別冊PHP ・ アジアの友 ・ 京都新聞 |
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2000年12月〜
2001年10月 |
2年間勤めていた精密機械メーカーを退社し、10ヶ月に及ぶユーラシア大陸一周の旅を行う。当初は東南アジアを出発して西欧に向かう大陸横断ルートを取っていたが、東欧でUターンし、アジアに戻ることになった。 |
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2001年12月 |
ホームページ「たびそら」を立ち上げる。 |
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2003年03月 |
東京・笹塚にある喫茶店・茶香間にて「たびそら写真展」を開催する。 |
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2004年01月〜
2004年06月 |
再びアジアを巡る旅に出る。主にカンボジア、ミャンマー、バングラデシュ、ネパール、アフガニスタンと濃い目のアジアを5ヶ月間旅する。 |
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2004年12月〜
2005年03月 |
3度目の長旅に出る。ベトナムとラオスを回った後、津波後のスリランカとインドネシアを訪れ、北アフリカのモロッコに飛ぶ。 |
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2005年04月 |
愛知万博の「市民パビリオン」で写真展示と講演を行う。 |
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2005年12月 |
東京・麹町にある「A-Z ブックカフェ」で、写真展と講演を行う。 |
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2005年12月〜
2006年04月 |
4度目の長旅へ。カンボジア、インドネシア、東ティモール、フィリピン、タイ、インドを主にバイクを使って旅する。 |
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2006年06月 |
生まれ育った土地・京都を離れて、東京・八王子に引っ越す。 |
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2006年11月〜
2007年04月 |
5度目の長旅へ。ネパール、インド、カンボジア、ベトナムをバイクに乗ってディープに旅をする『バタフライ・ライフ』を送る。 |
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2007年12月〜
2008年04月
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6度目の長旅へ。東ティモール、スリランカ、フィリピン、ミャンマー、バングラデシュ、ネパールをバイクに乗って旅する。 |
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2008年12月〜
2009年05月
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7度目の長旅へ。カンボジア、バングラデシュ、インドをバイクに乗って旅する。 |
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2009年12月〜 |
「リキシャの旅」がスタート。バングラデシュで購入したリキシャ(三輪自転車タクシー)に乗って、沖縄から北海道まで日本縦断を行う予定。 |
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2001年にユーラシア大陸を一周する旅に出発した時点で、僕には海外旅行の経験は全くありませんでした。にもかかわらず、いきなり10ヶ月の旅をしてしまったということで、他の旅行者からは結構珍しがられました。「お前はホップもステップもなしに、いきなりジャンプだなぁ」と。
旅に出た時点では、僕自身もまさかこれだけ長い旅になるとは思っていなかったのです。どちらかというと自分はバックパッカーって柄ではないだろう、と思っていたのです。
ドミトリーだと他人が気になってよく眠れないし、なるべくなら温かいシャワーの付いた宿に泊まりたい。無精髭も生やしたくないし、長髪にする気もない。ガンジャやハシシの類にも興味はない。こういう性格的なものは、長旅を経てもあまり変わらなかった気がします。
しかし、2004年に二度目の長旅をしたときに、「やっぱり僕は旅が好きなんだ」と改めて思ったのです。旅に出ていると、限りなく自由になれるし、日本にいる時と全く違う自分を発見することができるのです。
そんなわけで、毎年冬が近づくと寒い日本を後にして暑いアジアを旅し、春になると帰ってくるという「渡り鳥的生活」を送るようになりました。
旅行者が集まるエリアはなるべく素通りして、何もなさそうな場所をぶらぶらと歩くというのが、僕の旅のスタイルです。口癖は「I'm not sure」。いつだって予定を立てずに、地図も持たずにふらふらと歩き回り、そして目に付いた人々にカメラを向けています。
2005年からは、移動手段としてバイクを積極的に使っています。町から町へと毎日移動する、気まぐれな旅。それを僕は『バタフライ・ライフ』と呼んでいるのですが、このスタイルによって、今まで知らなかった人々の姿がより鮮明に見えてくるようになりました。
今まで旅をした36ヶ国の中で特に気に入っているのは、ネパール、バングラデシュ、東ティモール、ミャンマー、アフガニスタンです。(ネパールを別にすれば)いずれの国も観光地化されているとは言い難く、道行く人からはよく「どうしてお前はこんな所を歩いているのか?」という質問をされます。そう言われると僕は肩をすくめて「さぁ、どうしてなんだろう?」と答えます。どうしてこんな所を歩いているのか、その理由は僕自身にもわからないからです。気紛れと偶然が僕をこの場所に連れてきた。そういう風任せの感覚を僕はとても気に入っているのです。
旅人としての三井については、「旅の質問箱」に詳しく書いてあります。
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写真家を名乗っておきながらこう言うのも何ですが、僕は写真についてそれほど多くの知識や経験を持っているわけではありません。写真を専門的に学んだことはないし、誰かに師事したこともありません。撮影スタイルは全くの我流ですし、旅をしている時以外はあまり写真を撮りません。
僕にとって「旅」と「写真」は、ひとつの軸で結ばれた車輪のようなものです。見知らぬ町を歩いていると写真を撮りたいという気持ちが湧いてくるし、写真を撮るという目的があるからこそ旅を続けられるのだとも思うのです。
作品を見ていただければわかるように、被写体のほとんどが人物です。アジアを旅していると人々の表情の豊かさにひきつけられるし、美しい風景や建物なんかは、それが専門の上手な人に任せておけばいいやって思ってしまうんです。
僕は現地の言葉が話せないし、ほとんどの場合相手も英語を理解できません。でもレンズを向けてシャッターを切ることによって、言葉を必要としないコミュニケーションを取ることが出来る。カメラは僕にとって(不器用で不完全ではあるけれど)重要なコミュニケーションの道具でもあるのです。
最初の旅から現在に至るまで、ずっと一眼レフデジタルカメラを使ってきました。2001年の旅ではEOS-D30を、2004年の旅ではその後継機であるEOS-10Dを使い、2005年の旅ではEOS-20Dを使いました。2006年から20008年はEOS-5Dを、2009年からはEOS-5Dmark2を使っています。(使用レンズについて)
デジタルカメラにはフィルムカメラにはない利点があります。「ランニングコストが一切かからない」「荷物が軽量になる」「撮った写真をすぐに確認できる」「感度を自在に変えられる」といったことですね。それは長く旅をする僕のような人間にとって、特に大きなメリットです。だから今後もデジタルカメラを使い続けることになるでしょう。
好きな写真家は、故人となってしまったアンリ・カルティエ・ブレッソンです。一瞬の中に物語が封じ込まれたようなモノクロスナップの数々は、いつも僕の想像力を刺激してくれます。
スティーブ・マッカリーの写真には、いつもため息が出ます。色も光も人々の表情も、どれを取っても素晴らしい。世界はこんなにも美しく、そして力強いものなんだと思い知らされます。ポートレートばかりを集めた写真集「Portraits」、それに雨期の国々の表情を集めた「Monsoon」。どちらもお勧めです。 |
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自転車 |
最近の旅ではバイクを使う機会が多くなりましたが、日本では自転車が「足」です。iPodで80'sポップスを聞きながら、自転車で近所の河原を駆け抜けています。
八王子市に引っ越してからは、八王子と都心の間を自転車で往復したり、羽田空港まで行ってみたりと、たまに長距離を移動したくなる衝動に駆られます。
日本でバイクに乗らないのは、ヘルメットを被らなくちゃいけないし、交通規則を守るのが面倒だからです。「交通規則? それは何ですか?」という感じのアジアの国々を旅していると、日本の厳しいルールがあまりにも窮屈に感じてしまうのです。 |
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映画 |
『キャラバン』 この映画を前にして、余計な言葉はいりません。チベット人集落の麦畑、ヤクの群れ、目もくらむ湖、激しい吹雪。フィルムに写し取られた全てのシーンが美しく、力強さに満ちています。
『チャン・イーモウ監督作品』 「あの子を探して」と「初恋のきた道」どちらも素晴らしい。「初恋・・」の方は、チャン・ツィイーの魅力があまりにも強すぎるのですが。
『ギルバート・グレイプ』 1度目よりも2度目、2度目よりも3度目の方が面白いという作品。じわっとくるんですね、じわっと。ディカプリオの演技もジョニー・デップも佇まいもいいのですが、基本的には太ったお母さんの映画です。存在感ありすぎ。 |
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作家 |
『橋本治』 小説家としてよりも評論家、エッセイストとしての作品の方が好きです。お勧めは「恋愛論」、「宗教なんかこわくない!」、「ひらがな日本美術史」など。独特の回りくどさがクセになってしまいます。ずいぶん前に書かれた「青空人生相談所」は驚異的な本です。この一冊に多くの人生が詰まっています。とにかくお勧めです。
『川上弘美』 アワアワとした世界、独特の文体に惹かれます。映画化もされた「センセイの鞄」は誰にでもお勧めできますが、不思議で切ない川上ワールドを堪能したいなら、「神様」や「蛇を踏む」や「ニシノユキヒコの恋と冒険」なども。
『村上春樹』 本業である小説があまりにも有名なので、その陰に隠れがちですが、旅行作家としても素晴らしい作品を残しています。中でも「雨天炎天」と「遠い太鼓」は本がボロボロになるほど何度も読み返しています。
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