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■ 「バタフライ・ライフ」企画書
1日3ドルで借りられるチープなバイクが、旅をこんなにも面白くしてくれる。
山岳ゲリラの出没する辺境に迷い込んだり、あまりにも「痛い」祭りに遭遇したり、お葬式に乱入したりの珍道中。
世界一クレイジーな道路事情をもろともせず、南インドの大地を走り続けた旅写真家が捉えた「インド人の素顔」とは。
■ 企画の趣旨
今回ご提案する企画『バタフライ・ライフ』は、アジアの人々ありのままの表情を捉えた写真と、旅先で遭遇した様々なエピソードを織り交ぜて綴る紀行エッセイです。
インドと、ベトナム、ネパール、東ティモール、カンボジア、インドネシアなどの原稿を用意しています。
写真はこちらからご覧いただけます。
僕は2001年からデジタル一眼レフカメラを片手にアジアを旅し続けています。そして、これまでに写真家として3冊の写真集と1冊の旅行記を出版しています。
これまでの著作では、写真の魅力をストレートに伝える構成のものが多かったのですが、今回の企画では「ユニークな旅を行う旅人」という側面を強く押し出していきたいと考えています。
旅のコンセプトは「1日3ドルで自由を手に入れる方法」です。
アジアでは1日わずか3ドル程度で、簡単にバイクを借りることができます。免許証も要りません。それによって自由になる「足」と、広い行動範囲とを手に入れることができるのです。この企画は、そんな気ままで自由な旅暮らし(それを蝶になぞらえて『バタフライ・ライフ』と呼んでいるのですが)の面白さを、様々な出会いを交えながら伝えています。
「海外でのバイク旅行」と聞くと、「装備も大変だろうし、とても真似なんてできない」という印象を持つ人も多いかもしれません。実は僕もそうでした。「大型バイクに野宿用のテントをくくりつけて、未踏の辺境に向かう冒険者」というようなマッチョなイメージでした。実際にそういう視点で書かれた旅行記もあります。
しかし僕の『バタフライ・ライフ』は全く違います。本当にイージーなのです。特別な装備も要らないし、マッチョな冒険者である必要もありません。ほんの少しの時間の余裕と、ほんの少しの勇気さえあれば、誰もが同じようにできる旅なのです。
そして何よりも重要なのは、バイクという自由な乗り物を手に入れることによって、バスや列車の旅では味わえない「寄り道」が容易にできるということです。何か心惹かれる風景があれば、気になる人を見つけたら、すぐに立ち止まることができる。近づいていって、コミュニケーションを取ることができる。それだけで旅の景色ががらりと変わってくるのです。
僕がカメラを向ける対象はほとんどが人です。その中でも子供たちの屈託のない笑顔や、輝く瞳を持った美少女の写真には定評があります。
決して豊かとは言えない土地であっても、とても生き生きと暮らす人々がいる。何気ない日常の中に、こんなにも美しい輝きが宿ることがある。僕は写真を通して、そのようなことを伝えたいと思っています。
撮影スタイルは「町をぶらぶらと歩きながら、出会った人々の表情を切り取る」というものです。偶然に頼ったもの、偶然を楽しむものです。カメラも一台だし、レンズも標準一本だけ。装備も非常にシンプルです。こんな僕のスタイルは、プロのカメラマンの撮影法よりもずっとアマチュアに近い手法ですから、より多くの人が共感を寄せてくれると思うのです。「私も旅をすればこんな写真が撮れるんじゃないか」と。
インドでは様々な出会いがありました。辺境の町にあるキリスト教会に泊めてもらってクリスマスを一緒に祝ったり、インド流の「痛い祭り」に遭遇したり、インド流の過激アトラクション「絶叫観覧車」の洗礼を受けたり。今思い出しただけでも冷や汗が出てきたり、思わず吹き出してしまうようなエピソードが揃っています。
「インド編」の原稿はすでに仕上がっていますので、連絡していただければ、すぐに全部をお送りできます。
この他にも、同様のスタイルで旅した「ベトナム編」「インドネシア編」「東ティモール編」の原稿も仕上がっています。(全てを合わせると単行本2,3冊分ぐらいの分量になるかもしれません)
もしこの企画にご興味を持たれましたら、ぜひメールにてご一報いただき、一度原稿に目を通してください。そのうえで出版の可否を検討していただければと思います。
よろしくお願いします。
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