ユーラシア一周 (2001年)

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遺跡と共に暮らす人々

ミャンマー中部にあるかつての宗教都市バガン。ここには、数百年前に建てられたというパゴダ(仏塔)が二千以上もあるという。その中で、観光客が訪れるものはごくわずかで、大半のパゴダは誰も訪れないまま放置され、廃墟と化していた。  遺跡のそばでは、農民がトマトを収穫していたり、牛に草を食べさせていたりしていた。バガンでは、大昔の遺跡と今を生きる農民とが隣り合って暮らしているのだ。  一人の少年が長い竿を使って山羊を追っている。背後に聳える巨大な遺跡は、彼の目にどのように映っているのだろう。

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