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トリンコマリーの海岸には、津波の影響で様々な漂流物が打ち上げられている。僕が訪れた前日も波が高かったらしく、大木が数多く漂着していた。船を失った漁師達は、この流木に斧を刻んで解体し、煮炊きの燃料として町に運んでいた。それぐらいしか仕事がないのである。
「昨日は流木と一緒に、死体が流れ着いたんだ」と漁師の一人が言った。「どうもインドネシア人のものらしいね。1ヶ月以上前のものだから、ほとんど白骨化していたいようだが」
漁師によると大量の流木もインドネシアのものだろうという事だった。何千キロも離れた場所に、大木を送り、死体まで送りつける。僕は今更ながら津波の威力の凄まじさを思い知らされた。 |
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