ユーラシア一周 (2001年)
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ラオス北部の山村の暮らしは、とてもつつましいものだった。峻険な山に囲まれた痩せた土地にしがみつくようにして建つ山岳民の家にあるのは、最低限の炊事道具くらいだった。余分なモノを 買うような余裕はないのだ。 そんな中でも、人々は逞しく生きていた。腰を折って田植えをする女達の姿は力強く、子供達の はにかんだ笑顔の中には、まだ何ものにも邪魔されない純粋な輝きがあった。それは時として、とても眩しかった。
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